bridalmemory~私たちの物語

ブライダルMCが作る物語風プロフィール紹介

職場の同僚編 vol.1〜結婚式司会者が作るお二人だけのプロフィール紹介

               

 

皆さん、突然ですが、あなたはピッチャーで例えるなら変化球投手ですか?意外性とかミステリアスとか、それも非常に魅力的ですね。しかしここに、160キロのストレートしか投げない、ド直球勝負の男性がいます。彼には裏も表もありません。全てが表。自分の想いをまっすぐに伝え続けました。デートをするために、まずは早めのアポ取り。「○月○日はお休みだよね」聞かれた日にちは、予定などまだないずいぶん先の日です。そうやって予約を押さえられた女性のスケジュール帳は、気が付けば彼との約束で埋まっていました。仮に先約があったとしても、彼にとってそれは諦める理由にはなりません。「その後は空いているよね?」…次の日がお休みならば、彼女に会うための夜は無限に続いているというスタンスでした。そうして二人で会ううちに、彼女は気づいたのです。こんなにストレートに思いを伝えてくれる人はほかにいないということを。そしてとても優しくて思いやりのある男性に好かれたのだということを。思えば、最初から彼の仕事への姿勢に好感を持っていたのだったと、ふざけては笑わせてくれるユーモアも実は大好きだと、彼女は気付いたのです。

 

そんなド直球の持ち主 中村 優翔さん(仮名)は、野球を例えに出してごめんなさい。小中高と根っからのサッカー少年です。幼い頃から2つ上のお兄様と一緒に活発に運動をしていた少年でした。小学生時代と高校サッカー部時代に、関東大会出場を果たしています。鍼灸師として入社した鍼灸整骨院には、先輩として新婦がいました。入社して1年後に店舗責任者を任されましたが、時は2020年コロナ禍。手探りの毎日に悩みも尽きず、そんな時に相談に乗ってくれたのが新婦でした。もともと素敵な女性だと感じてはいましたが、それが恋愛感情に変わったのは、これがきっかけです。多くの悩みを生み出したコロナでしたが、今やそのコロナに感謝申し上げたい。おかげで僕は、身近にこんな素敵な女性がいることに気が付けました!

そんな彼の魅力は、新婦曰く、思いやりに溢れているところです。たとえば、新婦の調子が悪い時、「何もしなくていいからね」「ゆっくり休んでいなよ」と言ってくれます。そしてこの言葉に、次の言葉が続きます。「無理してやったらイエローカードだよ」優しさ・優しさ・ユーモラス。この言葉たちが作る雰囲気が、どれだけ動けない新婦の気持ちを軽くすることでしょうか。

 

一方、新婦 羽田 葵さん(仮名)は、お母様曰く、とっても良い子で、とっても泣き虫な女の子でした。節分の鬼はもちろん、植物園で飛び交うたくさんの蝶々も怖くて泣きました。中学高校時代は、アタックナンバー1の影響でバレーボール部へ。今の葵さんからは想像しがたい少年のような髪型で、厳しい部活を頑張りました。

その後柔道整復師の資格を取った新婦は、新郎と同じ職場を経て、現在は健診業務を行う医療法人に努めています。

そんな新婦は、新郎にとって可愛いだけではありません。自分の両親と仲が良い姿はとても嬉しいです。また、柔らかく優しい伝え方で正しい方向に導いてくれる、一歩先の景色を見てくれる信頼できる存在です。

 

思えば、彼女とお付き合いを始めた頃から、優雅に翔ぶという字を持つ優翔さんは、羽田さんからまるでたくさんの羽をもらったかのように、ビッグチャンスに恵まれ、飛躍の道を進んでいます。プロサッカー選手に帯同してドイツに行く仕事など新たな道も開けてきました。運が上向いているのを感じますし、同じ業界で資格を持つ二人なら、この先どんなチャレンジもできそうです。そんなお二人の二人三脚を皆様に見守って頂きたく、これからもどうぞ宜しくお願い致します。

以上新郎新婦のご紹介でした。