ブライダルMCの 林 圭子 です。
新郎新婦との打ち合わせをしていると、「最近変わってきたなあ」と思うことがあります。
それは、男性の家事参加の姿です。
昔はね、「新郎はとても優しい男性で、家事も手伝ってくれます」なんて書いていたわけですが、今は…
『家事参加してくれます』
とすら書きません!
「してくれます」っていうのが、ちょっと違う。「家事参加してあげている」わけじゃあないのでね。
『積極的に家事もし、得意分野はお風呂洗いとゴミ出しです』
とまあ、こういう表現に変わってきました。
新郎新婦の親世代は、ちゃんとこの変化についていけているのかな…なんて、勝手に心配したりして。お父さん、お母さん、「おーい、お茶」時代はとっくに終わっていますよ!
私も息子を育てています。いつの日か一人前の息子を出荷できるよう、「なんでもやってあげるお母さん」はNGだわ!!なんて思ったりする今日この頃です。
だって、新しい家庭は、2人で支えなければ風に吹き飛ばされてしまうくらい、最初は頼りないものなのです。
それを二人で作り上げるのが結婚の楽しさでありほろ苦さなわけだから、現代のカップルは一緒に忙しそうで、なんとも微笑ましいです。
そんな二人は、きっときっと、気持ちをたくさん共有できるはず。
一人が苦しい時、もう一人が悠々自適なんてことはないはず。
だから結婚は、二人両方の人生を同じ色で豊かにしてくれるはず。
私の目には、最近の結婚は豊かな色に映っています。
それは、男性の飛躍的な変化が理由の一つにあると思っています。