ブライダルMCの 林圭子です。
毎日学校に通っていた頃、登校が面倒くさいな…なんて日が確かにありました。
社会人になると、もっと、休みたいな…なんて日が増えました。
それでも頑張って行ったのは、待っていてくれる友や好きな人が居たからかもしれないし、単にズル休みができない小心者だったからかもしれません。
それから暫くして、そんな強制力のある新しい集まりの場が無くなって、
そして初めて気づきました。あゝ、出会いのチャンスが激減したな…と。
私の前に現れる新郎新婦を大きく二つに分けるならば、
学校・職場・アルバイト先・オフ会などで出会った二人
と、
婚活アプリ・SNS・ネットゲームなどで出会った二人
になるでしょうか。
そして、後者の方々は、最近まで、
「これは言わないでください」と仰ることが多かった気がします。
けれど、最近は、こちらの市場が活況だと言って良い気がしてきました。
もちろん危ないケースもあるわけで、十分に注意をしてほしいと思いますが、隠したいと思うような出会いではなくなった、もしくは、そうなりつつある時期に差し掛かってきた、と感じます。
前述で大きく二つに分けてしまいましたが、これらは融合することも多いです。
「勤務先も同じですが、お付き合いに発展したのはゲームのおかげでした」
次の投稿では、そんなお二人を紹介したいと思います。
私は若い頃、「生身の私を自然と好きになってもらう出会い」に憧れましたが、身近にいる人の良さを知って好きになるという点で、同級生もネトゲ仲間も婚活アプリも変わりはないと気付きました。
ただ、必ず実物と向き合い、恋愛する時間を十分に取って欲しいなあとは思います。
結婚しても、きっと一緒にゲームもするけれど、一緒に食事もするでしょう?
出会いの入り口なんて、なんだって良いし、そこに優劣はないけれど、その後の二人の積み重ねは、なんだって良いとは言ってあげられません。
十分に誇れるお付き合いをしていれば、それにくっつけて、堂々と、
「お二人は婚活アプリで出会いました」と宣言できます。
そんな時代が早く来るといいなあと思います。
そしてそれは、もうそこまで来ている気がします。
私は始めています。
「お二人はマッチングアプリでぴったりマッチした強運の持ち主です」
と。
広がれ、自由な世界!!変えていけるのは、これから結婚をする皆さんです。