bridalmemory~私たちの物語

ブライダルMCが作る物語風プロフィール紹介

君らしさ、見ぃつけた!~結婚式司会者が作るお二人だけのプロフィール紹介

        


白くて可愛い女子大生と、これが大人の余裕かという優しさ溢れる男性が出会ったのは、今から約4年前。その半分はコロナ禍の中愛を育んできましたが、惹かれあう二人が仲良くなるのに、環境なんて関係ないと言わせて頂きましょう。愛はウィルスを超えました!プロポーズには108本のバラを用意して、約1年前に入籍しております。

この4年間で、白くて可愛い女の子の中にはおじさんが住んでいて、そのギャップこそが彼女の魅力だと知った新郎。優しい男性は、ポジティブ思考で明るく前向き、運動神経もいいし歌も上手いし、鼻も高いし、いろいろ、いろいろ、いいんじゃない!と思った新婦。

そんなお二人のことをお話しましょう。

 

新郎 芦田 浩之さん(仮名)を語るには、幼い頃まで遡らないといけません。とにかく元気で目立ちたがり屋。小学生のころから学級委員など立候補制のものには何でも手を挙げていました。仕事なんて何をするのかよくわかっていなかったけれど、とにかく目立ちたい!その一心でチャレンジを続けました。人が「自分らしさ」を身に着けるその過程を成長と呼ぶなら、新郎の成長を導いたのはこのやる気です。やる気の理由なんて実は何でもいいんですよね。「目立ちたい」から始まった彼の学級委員人生は、中高時代にも引き継がれ、中学最終学年では生徒会長に。高校でも1年時から生徒会に入り、2年生で生徒会長になりました。何が一番楽しかったかと聞かれれば、やりがいを感じた生徒会の仕事…ではなく、毎週朝礼の際、全校生徒に向かって話せるのは先生と俺だけ!という快感ですが、そんな正直なところも新郎の持ち味です。高校スキー部では部長も務め、これ以上何がある?という総なめ感ですが、皆様忘れてはいけません。生徒会長はちゃんとやり遂げましたし、スキーは関東大会出場を果たしています。そう、目立つには努力も才能も必要なのです。その成長がちゃんと裏にあるからこそ清々しいエピソードになるわけです。今社会人となり、よくわからないことでも、とりあえず動き出してみる力、その場で対応する能力、どんなことでも出来ないと決めつけない精神、これらが身についたのは、紛れもなくこれまでの経験が礎となっています。

 

一方 新婦 北野 塔子さん(仮名)が、おとなしくて、泥んこになるのは苦手で、シルバニアで遊ぶことが好きな女の子だったとは、皆様のイメージ通りではないでしょうか?中学時代にはお父様の勧めもあり、テニス部に入部しましたが、毎日3㎞のランニングはいつも周回遅れ。それでも引退まで頑張った新婦の唯一の汗と涙の思い出です。高校時代はお友達と放課後を楽しみながら、アルバイトも始めました。これぞ私!みんなで通った日〇屋や、わいわい撮ったプリクラ、楽しかった思い出がぎゅっと詰まった3年間でした。

今私は日〇屋と言いましたが、新郎が新婦におじさんを感じるのは、思い出の場所が「パンケーキ屋」ではなく「日〇屋」というチョイスだったり、「パスタ」ではなく「もずく酢」が好きだったりするところです。言葉の選び方や思考にセンスがあり、しゃべらせると芸人級の面白さ。大喜利をやらせたい逸材です。この見た目によらない面白さが、新郎は大好きなのです。

 

もちろんお二人、仲が良いとはいえケンカもします。基本的には新郎が新婦の気持ちを受け入れてくれます。コロナ禍でいまだ叶わない海外旅行は、浩之さんが北欧希望で塔子さんがハワイ…となると、間違いなくハワイになる予感がします。が、この先譲れない言い合いが発生することもありますよね。その場合…お二人にはちょっと不思議な解決策があるんです。実は塔子さん、前日にめちゃくちゃ怒っていても寝たら落ち着く、なんなら忘れる、そんな引きずらない女性なのです!ケンカは夜に行うべし。朝の新婦の落ち着きがいつも不思議でならない新郎ですが、このルールでお互いの思いを伝えあいながら今日から2人で歩んで行こうと思います。お二人の賑やかな未来に、どうぞご期待ください。

以上新郎新婦のご紹介でした。